興福寺 … 世界遺産であり多数の国宝をもつ法相宗の大本山

2021年10月20日

奈良公園内にある「 興福寺 」。 2018年10月に落慶した「 中金堂 」のほか「 五重塔 」など 国宝 と 重要文化財 でいっぱいです。 また、すぐ近くに鹿がたくさんいるので、小さいお子様とでも楽しめますよ。 興福寺の歴史や文化財、周辺の見どころなどを見ていきましょう。

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「 興福寺 」について

710年の「 平城京遷都 」の際に移転して「興福寺」と名付けられたのが始まりです。 南都六宗のひとつである「 法相宗( ほっそうしゅう )」大本山であり、また、世界遺産「 古都奈良の文化財 」の一部となっています。

興福寺 と 法相宗

「 法相宗 」は 中国の唐代に始まった 大乗仏教宗派のひとつであり、日本では「 南都六宗 」のひとつとされています。 興福寺は薬師寺とともに、法相宗を代表する寺です。

「 法相 」とは存在のあり方を指し、我々が認識している世界は 全て自分自身がつくり出したものとしています。 十人十色という通り、10人いれば10人の世界がある ということを示すものです。

「 興福寺 」の歴史

創建から奈良時代

興福寺の起源は「 山階寺( やましなでら )」といい、藤原鎌足( かまたり )の妻が夫の病気平癒のために669年に創建したものです。 そののち、672年の「 壬申( じんしん )の乱 」の際には藤原京に移され「 厩坂寺( うまやさかでら )」と称するようになりました。

710年には、鎌足の子である藤原不比等( ふひと )が「 平城京遷都 」にあわせて現在の地に移し「興福寺」としたのが始まりです。 不比等の長男の武智麻呂( むちまろ )は大納言に、次男の房前( ふささき )、三男の宇合( うまかい )、四男の麻呂も要職に就き、興福寺の造営はさらにすすむことになります。

平安時代

藤原北家とともに反映し続けた興福寺は、「 春日社( 春日大社の旧称 )」との関係を築きながら 一大勢力を持つまでになりました。 ますます栄える興福寺は「 僧兵( そうへい )」をもつまで強大になり、南都寺院勢力の代表格となり「 比叡山延暦寺 」とともに「 南都北嶺( なんとほくれい )」と呼ばれて恐れられます。

戦火や落雷に見舞われて 火災と復興を繰り返した興福寺でしたが、1180年の平重衡による「 南都焼討 」は激しく 大半の伽藍を焼失してしまいます。 直後に僧の信円( しんえん )や貞慶( じょうけい )などにより復興への道筋がつけられました。

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「 興福寺 」の文化財

「 国宝館 」や「 東金堂 」「 北円堂 」「 南円堂 」など 見応えのある国宝の建造物がたくさんあります。 国宝館では、日本史の教科書に掲載されている「 仏頭 」を見ることができますよ。 ここでは「 中金堂 」と「 五重塔 」を紹介します。

「 中金堂 」

中金堂 興福寺
「 中金堂 」

「 中金堂 」は、2018年10月に落慶されました。 中央には、像高3m弱の「 釈迦如来坐像 」。 また、「 法相柱( ほっそうちゅう )」と呼ばれる 6m以上もの柱があり、そこには群青色を背景に 法相宗の祖師が色鮮やかに描かれています。

そのほか、「 大黒天立像 」や「 四天王立像 」などの国宝が詰まった「 中金堂 」です。 広くはありませんが、見応えは十分です。

「 五重塔 」

五重塔 興福寺
「 五重塔 」

高さ 50.1mの「 五重塔 」は、なんと奈良県で最も高い建造物です。 ちなみに 2位は「 東大寺大仏殿 」の49.1m、1,2位が歴史的な建造物とはいかにも奈良らしいですね。 高さ規制があるからだそうで、この規制がなくならない限りは 1,2位はキープしそうです。 それから、ほかの都道府県の最も高い建造物は全てビルです。

730年に藤原不比等の娘の光明皇后により建てられました。 その後、何度か被災と再建を繰り返し、1426年に再建されています。

周辺の見どころ

周辺の文化財など

「 近鉄奈良駅 」から徒歩数分のところにあり 商店街も近いのですが、東へ進むと歴史的な建造物など見どころいっぱいです。

東側には「 奈良国立博物館 」、さらに東へ行くと「 東大寺 」「 春日大社 」があります。 また、春日大社の南側の鷺池に浮かぶ「 浮見堂 」のあたりは、紅葉のシーズンには景色の素晴らしい散策コースです。

紅葉 興福寺
紅葉

その他のスポット

近鉄奈良駅東側から「 東向( ひがしむき )商店街 」を南へすすんで 突き当たりを東( 左 )へ行くと、左手に興福寺が、右手には「 猿沢池( さるさわいけ )」が見えてきます。「 猿沢池 」から南側は「 ならまち 」と呼ばれる昔ながらの町並みになります。

ちなみに「 東向商店街 」は、もともと東側が興福寺の敷地であったため、商店は西側に、つまり東を向いていたことからついた名前だそうです。 現在は、東側( 西向き )にも商店が並んでいます。

参考:『 ならまち 南西部 … 時間がゆったり流れる昔ながらの町並み

シカ

「 奈良公園 」付近には、そこらじゅうに「 シカ 」がいます。 基本的には穏やかにしているシカたちですが、空腹時に「 鹿せんべい 」を見つけると群がってくることもあるので お子様には注意してあげたほうがよさそうです。

シカ 興福寺
シカ

干すよりキレイ。 ふとんクリーナーは 「 レイコップ 」

「 興福寺 」の案内

興福寺HP

案内

拝観時間

9:00 – 17:00( 年中無休、入館は16:45まで )

拝観料

国宝館 : 大人 700円, 中高生 600円, 小学生 300円
東金堂 : 大人 300円, 中高生 200円, 小学生 100円
上記2箇所共通券:大人 900円, 中高生 700円, 小学生 350円

中金堂 : 大人 500円, 中高生 300円, 小学生 100円

御朱印

南円堂納経所 : 西国三十三所霊場第9番、神仏霊場第16番( 奈良3番 )
興福寺勧進所 : 西国四十九薬師霊場第4番、神仏霊場第16番( 奈良3番 )

* いずれも9:00-17:00、最終受付は16:30まで。

アクセス

〒630-8213 奈良市登大路町48番地

公共交通機関で

JR大和路線 / 奈良駅 徒歩約15分 または バス約7分
近鉄奈良線 / 奈良駅 徒歩約5分

車で

京奈和自動車道 / 木津IC から 約15分
第二阪奈道路 / 宝来IC から 約15分
西名阪道路 / 天理IC から 約30分

*駐車場は、最大46台、1回1000円( 9:00 – 17:00 )

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