本を読むと賢くなる というの本当か?

2022年8月13日

「本を読む子は賢い」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。もしこれが正しいとしても、「どんな本をどのように読んでも賢くなるのか」という疑問が湧いてきます。読む本による違いや読み方にも注目して、本当に「本を読むと賢くなる」のかどうか考えてみましょう。

お名前.com

「本を読むと賢くなる」読み方はあるのか?

まず、「本を読むと賢くなるのかどうか」 を検証するために、読み方を大まかに二つに分けてみました。「自分を中心に読むか」「筆者などに合わせながら読んでいくか」です。

本を読むと賢くなる

星の王子さま / サン = デグジュペリ作 ( 新潮文庫 )

自分を中心にした読み方

本を読んでどう受け止めるかは個人の自由ですし、正解はありません。また、音楽でも、曲を聞いてどこをどう感じてもいいわけです。

もしかしたら筆者が意図していない受け止め方をする人もいるかもしれませんが、それはそれです。だから、筆者がどういうつもりで書いたのかを考えることなく、感じるままに読む、これもひとつの読み方となります。

ただ、注意したいのは、「知らない言葉」や「言い回し」が出てきたときのこと。自分中心の読み方が過ぎると、言葉を確認せずいい加減な意味で受け止めたり読み飛ばしたりすることもあるかもしれません。これはちょっともったいないですね。

自分が合わせていく読み方

本は筆者があることですから、やはり筆者の意図を知りたいと思うのも当然のことです。そのため、筆者がどう考えているのか、何を伝えようとしているのかをつかもうという読み方もあります。

この読み方だと、感情に流されず「言葉を正確に知り」「内容を正しく把握しよう」ということにつながりますね。ただし、そこまでするのは堅苦しいとか、もっと気楽に読みたいと思うことがあるかもしれませんが。

Xserverドメイン

「本を読むと賢くなる」理想的な読み方は?

最初に書いた通り、本の読み方に正解はなく個人の自由です。しかし、「賢くなるかどうか」という基準で見た場合は、「自分が合わせていく読み方」のほうが理想的と言えます。

「自分が合わせていく読み方」であれば、自分の考えに固執せず他人の考え方を吸収できること、言葉や言い回しも身につけながら読むことができることがあります。さらに、入試では、基本的に読者の考え方ではなく 筆者の考えを読み取れるかどうかが試されるものなので、入試に効果があるのも「自分が合わせていく読み方」のほうですね。

最後に、本は読むことが目的ではありません。読んでみて、どう感じたか、自分ならどうかと考えることで成長につながります。また、本を読んだら(途中でも)、余韻に浸る時間を大切にしたいものです。

「本を読むと賢くなる」の関連リンク

本関連

子育てと本との関係

図鑑 … 「 子育てにいい 」 というのは本当か?
本を読むと 読解力がつくというのは本当か?

子育てベスト100 ── 「 最先端の新常識 × 子どもに一番大事なこと 」 が 1冊で全部丸わかり

子供向けの本

ことばを増やす 本選び … 小学生や中学生の ことばを増やす
山中伸弥さんが 子供の頃に読んだ本
じょうぶな頭と かしこい体になるために / 五味太郎
小学生のための論語 … 声に出して、 わかって、 おぼえる!
こども 「 学問のすすめ 」 … だからぼくは勉強するんだ

保護者向けの本

灯し続けることば / 大村はま … 胸に響く 52のことば

ロリポップ!

学習関連

「 予習 」 と 「 復習 」 … 予習と復習のうち 本当に大事なのはどっち?
勉強は 「 朝型 」 か 「 夜型 」 か? … それぞれの メリット と デメリット
「 音読 」 の効果 … 「 集中力 」 と 「 正しい日本語 」 を身につけよう
英検 … 「 英検の特徴 」 と 「 うまく利用する方法 」 とは?
英単語暗記 … 英単語を書くなら、頭に入りやすい方法で
漢検 … 「 受験との関係 」 と 「 上手な受験方法 」 とは?
勉強と日常生活を 関連づけて勉強するために
敬語 … 尊敬語 と 謙譲語、スッキリ見分ける方法とは?