小学校教員資格認定試験⑤…2次試験の勉強法

2022年8月1日2024年3月5日

令和3年度（2021年度）の「小学校教員資格認定試験」を受験し合格した経験をもとに、試験の概要から一次試験、二次試験の詳細、試験後の手続きなどについて紹介します。そして、今回は第5回「2次試験の勉強法」です。

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Contents

はじめに

私は、令和3年度（2021年度）の認定試験に合格しました。実際に受験し合格した経験を紹介できればと思います。

小学校教員資格認定試験「2次試験」に向けて

1次試験が終わると、記述式の得点が未知数なものの、選択式の自己採点で十分な点数が取れていれば「2次試験」に向けての準備をすすめることになるでしょう。ただ、私もそうでしたが、選択式がクリアできてそうであっても、記述式の不安や2次試験の内容の不透明さから、なかなか2次試験への準備が手につきませんでした。

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2次試験の内容や方法

まず、試験の内容は「教職への理解及び意欲、小学校教員として必要な実践的指導力に関する事項」となっています。よく見ると1次試験のⅣ「教職への理解及び意欲，児童理解，実践的指導力等，小学校教員として必要な能力等の全般に関する事項」とよく似てますね。つまり、2次試験は各教科に関することを問うものではないと読み取ることができます。

方法としては「指導案作成、模擬授業、グループ討議及び課題論文作成等」です。ただ、私が受験した令和3年度はウェブ会議ツールによる実施であったのに対し、令和4年度は「東京近郊会場にて実施」となっていますね。

小学校教員資格認定試験「2次試験」自分なりの方針

過去問がなく具体的な内容はわかっていないので、悩みました。そして、そんな中できることをやるしかないということで、やれることを少しずつ始めました。

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指導案作成の勉強

最も不安だったのが「指導案作成」、なにしろ書いた経験がありませんでしたから。インターネットで調べるといろいろ出てきますが、それぞれ微妙に書式が違ったりします。さらに、書店でも「指導案作成」に関する書籍を探すもなかなか見つかりませんでした。

そして、やっとみつけたのが「小学校教育実習ガイド」。こちらは、教育実習に行く前の人向けに書かれているので、書いたことがない人にはピッタリです。インターネットと書籍しか情報源のない人にとっては、貴重な書籍と言えます。なお、表紙上部に「平成29年告示小学校学習指導要領対応」と書かれているのが最新版だと思われます。

その他にも、各自治体の教育委員会が指導案の書き方をまとめていることがあるので、探してみるといいかもしれません。