小学校教員資格認定試験⑥…2次試験当日

2022年8月9日

令和3年度(2021年度)の「小学校教員資格認定試験」を受験し合格した経験をもとに、試験の概要から一次試験、二次試験の詳細、試験後の手続きなどについて紹介します。そして、今回は第6回「2次試験当日」です。

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はじめに

私は、令和3年度(2021年度)の「小学校教員資格認定試験」に合格しました。そして、直後の令和4年1月から小学校に非常勤で勤務、4月からは常勤で勤務中です。実際に受験し合格した経験を紹介できればと思います。

小学校教員資格認定試験

小学校教員資格認定試験「2次試験当日」

1次試験が終わってから、結果がわからないまま準備にも手につかないまま日々過ぎていきました。しかし、10月18日に合格を知りホッと一息。また、このタイミングで「2次試験の日程」などの詳細、「Zoomマニュアル」などが送られてきました。やっと実感が湧いてきました。

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小学校教員資格認定試験「2次試験の日程」

試験は、指導案作成、模擬授業、グループ討議及び課題論文作成等です。なお、当日のタイムスケジュールは以下のようなものでした。ただ、私が受験した令和3年度と違って令和4年度は「東京近郊会場にて実施」なので、ウェブ会議ツール関連の話は割愛します。

11月13日(土)
 9:45-10:55 講義Ⅰ及び講義Ⅱ(指導案作成・模擬授業について)
 12:00-14:30 講義Ⅰ及び講義Ⅱを踏まえた論文及び指導案作成

11月14日(日)
 12:00-13:30 グループ討議
 14:00-16:00 模擬授業

みんなで,よりよい学級・学校生活をつくる特別活動 小学校編 (特別活動指導資料)

講義Ⅰ及び講義Ⅱ

テーマは小学校「特別活動」の学級活動、とくに「日常の生活や学習への適応と自己の成長及び健康安全」に関する内容でした。まず最初に、特別活動の中のどの部分がテーマとなるのか、丁寧に説明がありました。

講義Ⅰ:課題論文について

まず、「課題論文作成」の講義、タイトルは「教育課程における特別活動の意義と授業計画のポイント」でした。何の育成を目指すのかの説明があり、そのためにどのように授業計画をしていけばよいのかという話がありました。なお、具体的なイメージがわくようにと、学年は小学3年生という設定でした。

講義Ⅱ:学習指導案作成について

特別活動の内容を交え、パワーポイント16ページ分の資料で丁寧な説明がありました。基本的には、指導案の様式が示され、どの部分にどのようなことを書けばよいのかの解説がありました。なお、ここでの様式は、そのまま午後に作成提出する様式と同じものでした。

ちなみに、様式の冒頭は「題材名」「子どもの実態及び課題、本題材を設定する理由」。その後、「活動の流れ」として、事前、本時、事後に分けて本時の前後の流れの書き方の説明がありました。さらに、「本時の活動」では「めあて」のあと、導入、展開、終末と具体的な活動の流れの書き方へ。「予想される児童の意識・発言」「教師の支援」「めざす児童の姿、評価基準」に分けての説明でした。

様式の細部まで解説があるのは、「小学校教育実習ガイド」のイメージに近いものがありました。

講義Ⅱ:模擬授業について

引き続き「模擬授業」の説明へ。こちらはパワーポイント3ページ分の資料で、一般的な内容が多かったように思います。20-30人の子どもたちが注目している意識を持ちつつ、明るい雰囲気を大切にしましょうということでした。

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講義Ⅰ・Ⅱを踏まえた論文及び指導案の作成

午後はいよいよ論文と指導案を作成し提出することになります。事前に課題論文と指導案の様式は送られていましたので、そこに書き込んで提出です。

課題論文作成

まず、2時間半という時間のうち最初の1時間以内で論文を書くことに。指定の様式には800字が書けるようになっており、700字弱を書いて提出しました。

中でも、自分がとくに注目した内容は「言葉づかいと人間関係」でした。最初に小学3年生の現状と課題、次に授業で具体的にどんなことをするのか、最後に気をつけたいことや今後どのようなことを期待するかという流れで書きました。

指導案作成

こちらは「これで完成!」という感じにはならず、ああでもないこうでもないと時間がある限り使う感じになるだろうと思っていました。そのため、論文を切り上げたあと、残り時間を全て費やすつもりでした。A4ちょうど2枚分で提出しました。

先に骨格となる内容を書き、あとで枝葉となる部分や細かいところを書いていきました。時間的にどれぐらいで書けるかわからなかったので、内容は不十分でも仮に完成するところまで書いてから、つけたしたり修正したりという作戦です。なにしろ、多少練習したとは言え、誰かに添削してもらったことはないので、高いレベルを求めず的はずれなことを書かないということに集中しました。

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グループ討議

前回の記事にも書いたとおり、基本的には対策していませんでした。十数名で意見を交換するというものでしたが、グループ討議前には「留意した点」を文章にまとめておき、各自発表しました。ただ、この文章にまとめた部分は、どのように指示されて書いたのかはおぼえていません。

なお、当日は司会を担ってくれた方がうまく誘導されたおかげで、同じ人ばかりが話すような展開にはならず和やかに話ができました。司会や書記をしてくださった方には感謝しかありません。

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模擬授業

冒頭に「模擬授業の概要説明」があり、自分がどういった部分に注目し、どのような流れですすめるのかを話す時間がありました。画面上では2名の方が模擬授業を見られており、うち1名の方はときおり笑みを交えながら聞いてくださり落ち着いてすすめることができました。また、もう1名の方は終始無表情でした。

ただ、令和3年度はZoomによる実施でしたが、令和4年度は対面での実施となりそうですね。2次試験の中ではオンラインと対面で最も違いのでるのが「模擬授業」だと思います。対面なら緊張感などの違いだけでなく、他の受験生が生徒役をすることも考えられます。さまざまな状況を想定しておき、当日に緊張が最小限になるようにしたいですね。

特別活動指導法―平成29年・30年告示学習指導要領準拠

「小学校教員資格認定試験」の関連リンク

小学校教員資格認定試験関連

独立行政法人教職員支援機構「教員資格認定試験」

小学校教員資格認定試験①…試験の概要
小学校教員資格認定試験②…1試験までの勉強法
小学校教員資格認定試験③…1次試験当日
小学校教員資格認定試験④…試験の難易度
小学校教員資格認定試験⑤…2次試験の勉強法

その他

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