浄瑠璃寺 … 緑深い「浄土式庭園」と色鮮やかな「三重塔」
京都と奈良の県境付近の山あいにある「浄瑠璃寺」は、平安時代末期に開かれた真言律宗の寺院です。池を中心に緑に囲まれた「浄土式庭園」とそれを見おろす深紅の「三重塔」に特徴があります。また、本堂には「九体阿弥陀如来像」や「四天王立像」などの ...
霊山歴史館 … 京都東山の幕末維新ミュージアム
「霊山歴史館」は、1970年に「この国を良くしたい」という幕末の志士たちの活動を広く知ってもらいたいという願いから京都東山の地に開館されました。なお、坂本龍馬を切った「刀」や近藤勇の「鎖帷子(くさりかたびら)」などが展示物されているほ ...
伏見城 … 京と大阪の間、要衝に築かれた豊臣秀吉の居城
豊臣秀吉の居城として築かれた「伏見城」は、水運における京都と大阪の間の交通の要衝にありました。1596年の「慶長大地震」で倒壊するとすぐに現在の位置に再建され、秀吉が1598年に没するまでこの地を中心に過ごしたと言われています。なお、 ...
篠山城 … 大書院が復元された丹波篠山の日本100名城
「篠山城」は、徳川家康の命により藤堂高虎が築いた城です。堅固な城郭には、二ノ丸に「大書院(おおしょいん)」が築かれたものの、天守台に「天守」が築かれることはありませんでした。なお、昭和初期に焼失した「大書院」は、2000年に復元され ...
水口城 … 将軍徳川家光が東海道の宿場町に築かせた城
「水口城(みなくちじょう)」は、江戸幕府の3代将軍徳川家光が京都への上洛の際の宿館として築かせたものです。改修は 小堀遠州が担当し、「二条城御殿」に模した豪華な御殿を築きました。江戸時代に幕府の直轄地となった「水口」は、東海道の宿場町 ...
坂本城 … 明智光秀が築いた安土城に次ぐ天下第二の城
「坂本城」は、「比叡山焼き討ち」後に織田信長が明智光秀につくらせた城です。比叡山に近く、琵琶湖の海上交通の拠点として 重要な地でもありました。また、宣教師ルイス・フロイスの『日本史』には、安土城と並び称されるほどの城であった という記 ...
大阪天満宮 … 祭神は菅原道真公「 天満の天神さん 」
菅原道真公を祀る『大阪天満宮』は「学問の神様」として知られているほか、6月下旬から 7月にかけて行われる『天神祭』は日本有数のお祭りとして賑わいます。また、御本殿には「登竜門」という言葉の由来となる『東登竜門』と『西登竜門』があります ...
信貴山城 … 松永久秀が平蜘蛛茶釜とともに最期を迎えた地
戦国時代には主に松永久秀が居城していた「信貴山城」は、奈良県下最大規模の典型的な「山城」として知られています。なお、現在は天守などの建造物は見ることはできませんが、信貴山の山頂には「信貴山城跡」の碑が立ち、その北側斜面を下ると「松永屋 ...
適塾 / 適々斎塾 … 福沢諭吉らを生んだ緒方洪庵の蘭学私塾
「適塾(適々斎塾)」は、医師であり蘭学者でもある 緒方洪庵が開いた「蘭学の私塾」です。そこで、福沢諭吉 や 大村益次郎ら多くの門下生が学び、幕末から明治維新にかけて活躍しました。そのルーツは、現在の「国立大学法人 大阪大学」の医学部に ...
太宰府天満宮 … 学問の神様 菅原道真公を祀る総本山
菅原道真公をお祀りする「太宰府天満宮」は、全国約12,000社の総本宮です。「学問・至誠・厄除けの神様」として知られており、年間約1000万人の参拝者が訪れます。中でも「学業成就」で知られているのは、御祭神の菅原道真公が類まれなる才能 ...