浄瑠璃寺 … 緑深い「浄土式庭園」と色鮮やかな「三重塔」

2021年9月28日

浄瑠璃寺

京都と奈良の県境付近の山あいにある「 浄瑠璃寺 」は、平安時代末期に開かれた真言律宗の寺院です。 池を中心に緑に囲まれた「 浄土式庭園 」とそれを見おろす深紅の「 三重塔 」に特徴があります。 また、本堂には「 九体阿弥陀如来像 」や「 四天王立像 」などの国宝や その他重要文化財が安置されています。

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「 浄瑠璃寺 」について

浄瑠璃寺は、奈良県まで数百メートルという「 京都府最南端の木津川市 」にあります。 山号は「 小田原山 」、院号は「 法雲院( ほううんいん )」、「 九体阿弥陀如来 」と「 薬師如来 」を本尊とする「 真言律宗 」の寺院です。 札所等には、次のような指定を受けています。

・ 仏塔古寺十八尊 第10番
・ 西国薬師四十九霊場 第37番
・ 関西花の寺二十五霊場 第16番
・ 神仏霊場巡拝の道 第128番( 京都48番 )

浄瑠璃寺庭園 入口
「 浄瑠璃寺庭園 入口 」

「 浄瑠璃寺 」の成り立ち

浄瑠璃寺付近は、現在「 当尾( とうのお )」と呼ばれる地域ですが、古来には「 小田原 」と呼ばれる地域でもありました。 平安時代後期から、この地に修行僧が集まり、各所に「 庵 」を設けて仏教修行を行っていたと言われています。

この小田原という地域では、浄瑠璃寺が西の中心となり、「 西小田原 」とも言われていました。 寺の建立は奈良時代に 聖武天皇が 行基に命じたものであり、浄瑠璃寺の唯一の記録である「 浄瑠璃寺流記事( 重要文化財 )」には 浄瑠璃寺の開基は 1047年に義明上人が「 薬師如来 」を安置したことによると伝わります。

また、浄瑠璃寺の名は、東方浄瑠璃浄土の主である「 薬師瑠璃光如来 」に因んだものです。 その後、平安時代末期に「 九体阿弥陀仏 」を安置する「 阿弥陀堂 」を建立して 庭園を整備、今日の姿になりました。

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現在の「 浄瑠璃寺 」

本堂

寄棟造で本瓦葺の「 本堂 」は、国宝に指定されています。 平安時代には、このような「 阿弥陀堂 」は京都を中心に 30ヶ所以降あったとされていますが、現存するのは「 浄瑠璃寺本堂 」のみです。 この「 本堂 」には、多数の国宝や 重要文化財などが安置されており、その一部を紹介しておきましょう。

国宝「 九体阿弥陀如来坐像 」が横一列に安置されています。 中央の「 中尊像 」の高さは 224cm、両脇に4体ずつの「 脇像 」8体の高さは 139-145cm ほどです。

国宝「 四天王立像 」は堂内の四隅を守る役割がありますが、「 持国天像 」と「 増長天像 」のみが安置されており、「 広目天像 」は東京国立博物館へ、「 多聞天像 」は 京都国立博物館へ出陳されています。

重要文化財「 吉祥天女像( 秘仏 )」は、1212年に安置されたと言われており、今なお鮮やかな色彩が残ります。 木造の「 厨子 」の中にあるその姿は、正月と春秋に公開されます。

浄瑠璃寺 本堂
「 本堂 」

新版 古寺巡礼京都 〈 2 〉 浄瑠璃寺

三重塔

鮮やかな色の「 三重塔 」は、京都の一条大宮から移築され「 庭園の東 」に配置されました。 その特徴は、「 心柱 」が初層階の天井に建てられており、初層の内部には柱はありません。

この「 三重塔 」内には、現世の苦しみを除くとされる 重要文化財「 薬師如来像( 秘仏 )」が安置されています。

浄瑠璃寺 三重塔
「 三重塔 」

浄瑠璃寺庭園

「 極楽浄土 」を表現しているとされる「 浄瑠璃寺庭園 」は、特別名勝・史跡に指定されています。 中央の「 宝池 」は梵字の阿字をかたどったと言われており、周囲の自然と調和し 四季折々にさまざまな姿を見せてくれます。 このような「 浄土式庭園 」は、ほとんど現存しておらず 貴重なものです。

特別名勝とは、金沢市の「 兼六園 」や京都市右京区の「 龍安寺方丈庭園( 石庭 )」など 全国に36ヶ所しかない貴重なものとなっています。

浄瑠璃寺庭園
「 浄瑠璃寺庭園 」

エ ル セ ー ヌ

「 浄瑠璃寺 」の案内

参拝案内

拝観時間

3 – 11月 : 9:00 – 17:00 ( 受付16:30まで )
12 – 2月 : 10:00 – 16:00 ( 受付15:30まで )

* ただし、法要中は拝観不可。 例年は 4月18日と 8月20日の 14:00 – 15:30頃に本堂内で行われます。

拝観料

境内への入山は無料です。「 本堂 」への参拝は、本堂北側に「 受付 」で参拝の手続をすることができます。

本堂参拝 400円、 小学生以下 無料

ご朱印

「 ご朱印 」についても、本堂北側の「 受付 」でいただくことができます。 300円です。

アクセス

〒619-1135 京都府木津川市加茂町西小札場40

公共交通機関で

JR大和路線 / 加茂駅から 徒歩70分 または コミュニティバス当尾線「 浄瑠璃寺前 」下車すぐ

【 お茶の京都 木津川古寺巡礼バス 】
春季、秋季の期間の土日祝のみ運行するバスです。 詳細は「 チラシ( PDF ) 」でご確認ください。
JR奈良駅、近鉄奈良駅、JR加茂駅などから「 浄瑠璃寺前 」へ行くことができます。

車で

京奈和自動車道 / 木津ICから 約15分
第二阪奈道路 / 宝来ICから 約25分
西名阪自動車道 / 天理ICから 約30分

* 浄瑠璃寺の「 山門 」から 100 – 200m 手前に有料「 浄瑠璃寺前駐車場 」があります。 普通車 300円。

地図

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