オムロンコミュニケーションプラザ … センサー技術と歴史

2020年6月16日2024年2月11日

センサー技術で有名な「オムロン（OMRON）」、京都を代表する企業でもあります。コミュニケーションプラザは「歴史のフロア」や「技術のフロア」などから構成される体験ができる施設です。また、身近なものもあるので、子供たちも楽しめます。

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「オムロン」の概要

株式会社オムロンは、1932年に立石一真（たていしかずま）さんが前身の「立石電機」を創業したことに始まりました。（オムロンHP ）

まず、創業者の立石一真さんは、1900年熊本生まれ。どんなことにも興味を持ち、とにかくよく遊んだ幼少期を過ごしたそうです。

そして、立石一真さんは「ものごと ”できません” というな。どうすればできるか工夫してみること。」とよく話されたそうです。こういう考え方が、次々に社会に役立つ製品を生み出すことにつながったのでしょうね。

まず、創業期は「レントゲン写真撮影用タイマ」の開発、「マイクロスイッチ」の国産に成功し拡大しました。

また、現在は「センサ」や「コントローラー」「家庭用医療機器」のほか、鉄道や道路などの交通を支える「交通管理システム」や工場で活躍する「リレー」や「スイッチ」など、数え切れないほどの製品群を供給しています。

「コミュニケーションプラザ」は、オムロンの「歴史」と「技術」、そして「これからの取り組み」を紹介する施設です。

入り口付近は、「オムロンの理念」から「創業者の紹介」が続きます。また、創業から現在までの社会のニーズを次の4つに分けています。

「オートメーション」
「サイバーネーション」
「高度情報化社会」
「最適化社会」

そして、時系列に並べられた「オムロンの製品開発の歩み」を見ることができます。

次に、こちらは鉄道の駅にある「自動改札機」。見慣れたものですが、「きっぷ」や「カード」が瞬時に通り抜けるようすがわかります。ちなみに、「きっぷ」は裏向きに入れても感知して表向きに出てきます。

また、きっぷなどを販売する「自動券売機」もオムロンでつくっていますよ。

次に、「体温計」や「血圧計」などのおなじみの製品です。そして、この「ヘルスケア」もオムロンとともに歩んできたテーマの一つになっています。

さらに、今度はオムロンの技術を「生活コーナー」「社会コーナー」「産業コーナー」に分けて紹介し、これから社会に貢献するようすを「未来へのアプローチ」として描いています。

工場で活躍する製品もたくさんあります。例えば、「高速移動しても液体が波を立てない装置」や「衝撃を吸収する装置」など。また、見るだけでなく、体感することもできて楽しむことができます。

ほかにも、交通で役に立つ「交通管理システム」や「健康管理システム」など、これからも次々に新しく役に立つ製品が生まれていきます。

それでは、入館案内やアクセスについて見ていきましょう。

開館時間：平日10:00 – 16:00
利用料金：無料

＊なお、事前予約が必要です。

住所：京都市下京区塩小路通堀川東入オムロン京都センタービル啓真館内
電話：075-344-6092（代表）

JR東海道線および京都線／京都駅徒歩5分
京都市営地下鉄烏丸線／京都駅徒歩7分
近鉄京都線／京都駅徒歩5分

阪神高速道路／上鳥羽ICから約5分（約2.3km ）
阪神高速道路／鴨川東ICから約8分（約3.0km ）
名神高速道路／京都南ICから約10分（約4.4km ）
名神高速道路／京都東ICから約20分（約9.6km ）

＊ただし、専用の駐車場はありません。